診療科・部門のご案内

リハビリテーション科・リハビリテーションセンター

幅広く、より多くの診療科と連携して質の高いリハビリテーションをご提供します。

急性期リハビリテーション

当院のさまざまな診療科に入院される幅広い疾患の患者様を対象に、迅速かつ適切な急性期リハビリテーションをご提供します。

外来リハビリテーション

医療機関から退院したあとで長期的なリハビリテーションが必要な患者様には、外来リハビリテーションで対応します。

先進リハビリテーション

各種入院プログラムを用意して、国内外の患者様に、先進的なリハビリテーション医療をご提供します。

リハビリテーション特殊外来

脳卒中、神経難病、認知症、小児疾患(特に発達障害)については、それに対するリハビリテーションを積極的に行う専門外来で、経験豊富なスタッフが対応します。

リハビリテーションセンター

病院棟2階
リハビリテーションセンター

集合写真

主な対象疾患

脳卒中、頭部外傷、脊髄脊椎損傷、パーキンソン病などの脳神経疾患、高次脳機能障害(失語症、記憶障害など)、整形外科手術後やがんによる身体機能低下、加齢による身体機能低下、心不全・呼吸不全・腎不全による身体機能低下、小児疾患(発達障害、脳性麻痺) など

特長

1. 本学ならではの質の高いリハビリテーション
開学以来、多くのリハビリテーション専門職を輩出してきた国際医療福祉大学ならではの、質の高いリハビリテーションをご提供します。
リハビリテーションスタッフ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・視能訓練士)はフル稼働時には約60人体制という手厚い体制を整えます。
2. 幅広いリハビリテーション
急性期リハビリテーションでは、脳神経外科、脳神経内科、整形外科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科など、当院に入院された幅広い疾患の急性期患者様を対象とします。
運動機能から、言語聴覚あるいは嚥下や視機能まで、迅速かつ適切に、丁寧なリハビリテーションを幅広く行います。
アンチエイジングを目的としたリハビリテーションや、認知症に対する認知リハビリテーションなど、ご高齢の方を対象とした外来も充実させます。
3. 専門病院と同等以上の設備で、術後早期の新しいリハビリテーションをご提供
病院棟2階の、訓練室を中心とするリハビリテーションセンターは、約1,200㎡もの広さを有します。
4. その他の専門領域や特殊医療
  • ♢ボツリヌス毒素治療(上下肢痙縮に対するもの)
  • ♢神経変性疾患に対する先進的リハビリテーション
  • ♢発達障害(小児)に対する包括的リハビリテーション
  • ♢がん手術患者に対するプレハビリテーション(術前の包括的介入) など

脳卒中リハビリテーション外来

脳卒中(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血)の発症後、長きにわたって、なんらかの症状(手足の麻痺、手足の病的な突っ張り、失語症や記憶障害などの認知機能障害、歩行障害、手足の痛みやしびれ)に悩んでおられる患者様は少なくありません。
症状が残っているものの、諸般の事情で十分なリハビリテーション訓練を受けられていない患者様もいらっしゃることと思います。
当専門外来は、このような脳卒中後遺症に悩んでおられる患者様を対象とした特殊外来です。

紹介状が必要となります。
実施日:毎週金曜日・午後(除祝日)
ご予約:予約センター
TEL:0476-35-5576(月~土 8:30~17:30 ※除祝日)

治療の概要

  • 最新の治療を行うとともに、患者様個々に応じたリハビリテーション訓練を提供します。
【失語症や記憶障害などの高次脳機能障害】

脳卒中の発生によって、失語症、半側空間無視、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害(暴言、暴力、興奮、性格変化)などの高次脳機能障害が出現することがあります。これらに対しては、経験豊富なリハビリテーション科の療法士が患者様の病態に応じたリハビリテーション訓練プログラムを提供します。患者様によっては、なんらかの投薬を行うこともあります。脳卒中発症後のうつ状態や無気力状態が、投薬によって改善することもあります。

【ボツリヌス毒素治療】
脳卒中によって麻痺が生じると、麻痺した手足の緊張が高まる(筋肉が固くなる、こわばる)ことがよくあります。固くなっている筋肉にボツリヌス毒素を直接注射すると、ボツリヌス毒素が筋肉をゆるめて痙縮が軽減します。安全性が高く、副作用はほとんどありません。
上肢に痙縮があり、「手指が屈曲して伸ばせない」「肘がすぐに曲がってしまう」などの場合、ボツリヌス毒素治療の効果が期待できます。
ボツリヌス毒素治療は、外来で行える注射による治療です。麻酔は不要で、注射後の生活制限も必要ありません。

ボツリヌス毒素治療

【歩行障害】

脳卒中後の麻痺によって、歩行障害が出現します。麻痺による歩行障害については、適切な下肢装具の使用をお勧めします。当科では、経験豊富な義肢装具士と協力して、患者様それぞれに最も適した装具の作製と調整を行っています。歩行機能の改善をめざして、定期的な外来リハビリテーションを行うことも可能です。前述のボツリヌス注射を下肢に行うことで、より歩きやすくなることもあります。

【脳卒中後の疼痛やしびれ】

脳卒中を原因とする疼痛やしびれには、難治性のものも少なくありません。しかしながら、適切な投薬によってその症状を和らげることができます。当科では、投薬とリハビリテーション訓練を組み合わせることで、積極的な鎮痛治療に取り組んでいます。

外来医師担当表

曜日 午前 午後
角田 健康長寿いきいき外来
角田(第2,4,5週) 角田(第2,4,5週)
角田 脳卒中リハビリテーション外来、
健康長寿いきいき外来
角田(第1,3週)、稲留(第4週) 角田(第1,3週)、稲留(第4週)
【特記事項】
  • ※予約・紹介患者様優先となりますので、予約外で受診ご希望の方は電話でのお問い合わせをお勧めします。
  • ※担当医師が変更となる場合や診療を休止する場合があります。お電話でお問い合わせください。

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ご予約・お問い合わせ

●一般診療のご予約・変更(予約センター)
TEL:0476-35-5576
(月曜日~土曜日 8:30~17:30 ※祝日は除く)

●その他のお問い合わせ
TEL:0476-35-5600(代表)