診療科のご案内

救急科

専攻医の声

国際医療福祉大学成田病院専攻医の細野一樹です

5月から6月にかけて連携施設の高知医療センターで研修をさせていただきました。高知医療センターは高知県唯一のドクターヘリの基地病院であり、ドクターヘリ、ドクターカーなどのプレホスピタル中心の研修をさせていただきました。

ドクターヘリではO J T(On-the-Job Training)として指導医ともに現場出動をさせていただきました。フライトスーツを着て、ヘリに乗り込む自分の姿に酔いながら、ヘリに揺られヘリ酔いする日々を過ごしました。
実際の出動では、情報が少ない中で離陸し、最悪を想定しながら準備を行い、接触後は何が傷病者にベストな選択なのかを常に考え、決断を下さなければなりません。
・現場で治療を進めた方が良いのか、病院への搬送を急いだ方が良いのか。
・近隣2次病院に運んだ方が良いのか、遠方の3次病院に搬送した方が良いのか。
出動を重ねていく上で難しさを実感すると同時に、フライトドクターのやりがいも感じることができました。フライトスーツが慣れない制服のような感じから、段々と汗だくの仕事着に変わっていったのではないかと感じています。
E Rとプレホスピタルケアの場所の違いはありますが、常にベストな選択をし、マルチタスクを行わなければならない状況に共通点はあり、必要な研鑽を地道に続けていかなければと再認識しました。また高知医療センターの指導医、専攻医の方々と一緒に診療する中で刺激を受ける日々を過ごすことができました。

プライベートでは高知の綺麗な自然、鰹のたたきなど川や海の幸、土佐酒などを短期間ながら満喫することができました。これこそ短期研修の醍醐味ですね。
最後に受け入れて指導いただいた高知医療センターのスタッフの皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
当院のプログラムでは、基幹病院で足りないところを積極的に連携施設の研修で行っております。救急科を志望している、当院に興味がある皆様、ぜひご連絡をお待ちしております。

救急科専攻医の建部壮です

救急科専攻医の建部壮です。私は初期研修を市中病院と大学病院のたすきがけで行い、1つの施設で両方の「いいとこ取り」ができる国際医療福祉大学成田病院に魅力を感じて、本プログラムを選びました。
全国の専門研修プログラムの中から国際医療福祉大学に興味を持たれた皆さんの中には、研究や教育など臨床以外のキャリアや留学を考えている方も多いと思います。
志賀教授をはじめ6名の指導医は、集中治療、外傷、中毒、感染症、麻酔、総合内科、家庭医療、そして米国の救急専門医などさまざまなバックグラウンドがあり、日々手厚く深みのある指導が受けられます。
一方で、この病院の勤務はきっちり週40時間(当直勤務16時間1回と日勤8時間3回)で、驚くほどオンとオフがはっきりしています。
専攻医としての業務以外の時間を確保し、他の分野の臨床経験、大学院での研究、留学の準備、プライベートの充実など、自由に充てることができるのも他にはない魅力だと思います。日本で一番新しく、活気あふれる大学病院 救急部の雰囲気をぜひ一度見に来てください。

専攻医の中島隆道です

専攻医の中島隆道です。私は愛媛県の済生会松山病院での初期研修後、救急科専攻医として国際医療福祉大学成田病院に入職しました。この病院ではエビデンス重視の診療が徹底されており、常に最良の医療行為が選択できるよう定期的に勉強会が開催されています。また、優しく、指導熱心なスタッフばかりで、診療中・診療後に手厚い指導をしていただけます。
このページをご覧になっている皆さんは、救急科の専攻医というのは来る日も来る日も、朝から晩まで働き詰めているイメージを想像されないでしょうか?少なくとも私はこれまで、自分が救急医としてやっていけるのか、一人前になる前に潰れてしまわないかという不安を抱えていました。しかし、当院ではそのような心配は無用で、勤務は予定どおり、週40時間勤務、残業すれば心配される、そんな職場でありました。その反面、心配になるのが症例数ですが、今のところ物足りなさは感じておらず、前述の職場環境のおかげで1つ1つの症例をしっかり勉強することができ、日に日に力をつけていることを実感しています。
国際医療福祉大学の医学部は2017年に開学し、当院は昨年2020年に開院したばかりであるため、まだ医学部の卒業生も輩出していません。しかしその反面、出身大学による不公平感などは一切ありません。関東圏に進出したいけれど二の足を踏んでいる、、、という方にも、当院をぜひお勧めしたいと思います。皆さんと一緒に働けることをお待ちしています。

専攻医の細野一樹です

はじめまして、専攻医の細野一樹です。
私は大阪大学医学部附属病院での初期研修後に、国際医療福祉大学成田病院での専門研修を始めました。大阪で行われているハイブリットERをはじめたとした高度な救急を肌で触れた一方で、若いうちにER型救急を学びたいと思い当院を選びました。
当院の救急科は、ERを熟知した米国救急専門医から学ぶことができることや、大学院に通いながら並行して学位も取れるなどのメリットがありますが、決め手は志賀隆教授からの「当講座を最大限利用して成長してほしい」という言葉どおり、専攻医の希望を優先していただきながら研修ができることでした。これからは個人としての能力が評価される時代であり、自分の成長を第一に考えられる研修が重要だと思っています。院内での感染症や総合診療科カンファレンスのみならず、他施設と連携しながら行うカンファレンスも多数あり、同世代の専攻医や他施設の救急専攻医から刺激を受けながら研修を行うこともできます。 生活面としてはチーム制であるため休暇が確保されており、経済面のサポートも充実しています。当院は開院してからまだ日も浅いため、完成されたプログラムがあるというわけではないかもしれませんが、それゆえに個人に合わせた研修が可能で自分たちで作っていくことができます。無理せず一緒に成長できる環境を作っていきませんか?
百聞は一見に如かず。少しでも興味がありましたら、ぜひ一度見学をお待ちしています。