診療科・部門のご案内

対象と理念

緩和ケアセンターでは、がん・非がん問わず、「すべての患者様・ご家族に対し、専門性とチーム医療を活かした緩和医療を提供し、最良な生活の質（以下、QOL）の実現をめざすこと」を理念としています。その理念に沿って、「4C」、Control（早期に症状緩和）、Communication（意思決定支援、患者の価値観への配慮や人生会議ともいわれているアドバンス・ケア・プランニング）、Coordination（多職種連携）、Collaboration（地域連携）を目標に掲げ、専門的な緩和医療をご提供し、患者様にとって最良なQOLの実現をめざしています。

特徴

緩和ケアセンターは、緩和ケアの診療（緩和外来・緩和病床・緊急緩和ケア病床・24時間365日の相談体制、緩和ケアチーム（医師・看護師・薬剤師・理学/作業療法師・栄養師・ソーシャルワーカー）に加え、相談支援、地域連携部門を有機的に連携させる要としての役割を担っています。多職種各々の持ち味を生かして、お一人おひとりの患者様のお困りごとに対応します。

外来医師担当表

• 緩和医療科
• 腫瘍内科
• 麻酔・集中治療科

受診時の留意事項

当院におかかりの患者様にのみ、緩和外来・緩和病床のご案内をしています。
当院におかかりではない方で、当院の緩和外来や入院をご希望される場合は、紹介状をご持参のうえ、最初にまず御病気に関わる診療科をご受診ください。
（例えば、肺がん→呼吸器内科、大腸がんや膵臓がん→消化器内科など）
その後、ご受診された診療科の主治医から緩和医療科に相談があった場合のみ、当科で対応させていただきます。

当院におかかりではない方の緩和医療科ご受診について

• ご病気の診療科を予約
  紹介状を持参
  
  （例）
  ・肺がん → 呼吸器内科
  ・大腸がん → 消化器内科
  ・腎臓がん → 泌尿器科
  ・悪性リンパ腫 → 血液内科
   など

• それぞれの御病気の主治医より
  緩和医療科へコンサルト

• 緩和医療科をご受診
  外来フォロー・入院を検討