慢性偽性腸閉塞症まんせいぎせいちょうへいそくしょう(CIPO)
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原因不明の難治性疾患をより知るために

お知らせ

CIPOとは

お腹が張る、痛い、便秘や下痢が続く、など明らかに異常な症状が長く続くのに、どこの病院に行っても原因がよく分からない、と言われたことはありませんか?
その症状、「慢性偽性腸閉塞症まんせいぎせいちょうへいそくしょう(CIPO)」という病気かもしれません。
CIPOの専門医が在籍している当院では、適切な検査を行い適切な治療を行います。

慢性偽性腸閉塞症を専門とする
医師からのメッセージ

結束 貴臣 
(けっそく・たかおみ)

緩和医療科部長
国際医療福祉大学
医学部・大学院 准教授

<専門>

緩和医療全般、消化器疾患全般(特に、慢性偽性腸閉塞、憩室症、便秘症、非アルコール性脂肪肝疾患)

<資格等>

日本緩和医療学会緩和医療学会認定指導医(緩和医療学会基幹施設)・専門医、日本消化器病学会認定指導医・消化器病専門医、日本肝臓学会認定指導医・肝臓専門医、日本内科学会認定指導医・総合内科専門医、日本消化管学会胃腸科指導医・胃腸科専門医、日本消化器内視鏡学会認定指導医・消化器内視鏡専門医、日本超音波医学会認定超音波専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本専門医機構総合診療専門研修特任指導医・プログラム統括責任者、厚生労働省認定臨床研修指導医、身体障害者(小腸機能障害・ぼうこう又は直腸機能障害)福祉法指定医、緩和ケア研修指導者講習修了、緩和ケア研修修了、がんリハビリテーション講習修了、難病指定医

 お腹の張り感を主症状とする「慢性偽性腸閉塞」という難病は、便秘や下痢で悩まれている方も半数ほどいます。日々、お腹の張り感や便秘・下痢で苦しみながらも、実際に診断まで平均で5年くらいかかることもあり、精神的にきつくなってしまう方も多いと思います。
 今まで数々の病院に行っても診断がつかなかったり、薬や治療が効かなかったりなどでお困りの方は、ぜひ当院の私の外来にご相談にいらしてください。
 治療が難しい難病ではありますが、この病気を研究してきた仲間とともに、お一人おひとりに応じた治療方法をアドバイスしながらサポートできたらと考えています。
 お腹の張り感や便秘や下痢でお悩みの方、もしかしたらこの病気ではないかと不安な方は、まずはよくお話をうかがいますので、いちどご受診ください。

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