2021.02.12
糖尿病教室チームからエールを送ります!
当院の糖尿病・代謝・内分泌内科が毎月1回開催している糖尿病教室は、回を重ねるごとに参加者の数も増え定着しつつありましたが、コロナ禍により1月から開催を中止しています。今後の再開予定もまだ見込めませんが、皆様からお問い合わせなどをいただいておりますことから、糖尿病教室チームからのメッセージをお届けいたします。
糖尿病教室再開のめどが立ちましたら、当院のホームページや院内掲示などでお知らせいたします。
医師、看護師、理学療法士、薬剤師、臨床検査技師、管理栄養士
昨年3月11日、世界保健機構(WHO)から、コロナウイルスのパンデミックが宣言され、我が国でも2度目の緊急事態宣言が発令されるという、まさに「100年に一度の国難」に対峙しているなか、多くの患者様がご不安を抱えていらっしゃることと思います。不要不急の外出自粛が要請され、巣ごもり生活を余儀なくされていますので、糖尿病をお持ちの患者様は特に運動不足に伴う血糖値上昇をご心配されているのではないでしょうか?
そこで、当院の糖尿病教室チームのメンバーであるリハビリテーション科から、皆様の少しでもお役に立つよう、「いつでもどこでもできる簡単な運動」をオンラインでご紹介しています。ぜひご活用いただければ幸いです。
また、外食が規制されている今こそ、ご自宅での食生活を振り返るよい機会にしてみてはいかがでしょうか。
糖尿病の療養に関するご不明な点は、当院にご来院された際に糖尿病教室のメンバーにどうぞお気軽にお聞きください。また、当院の糖尿病・代謝・内分泌内科外来では、食事療法をはじめとするさまざまな糖尿病に関する資料などもご用意していますので、ご自由に活用いただければと思います。
先が見えない、まさに夜のような状況ですが、「朝の来ない夜はない」の言葉を信じて一緒にこの国難を乗り越えましょう。
緊急事態宣言が解除されたのち、皆様とまた糖尿病教室でお会いできることをメンバー一同、心待ちにしています。
国際医療福祉大学成田病院
糖尿病・代謝・内分泌内科部長
竹本 稔