各プログラムの概要/モデルプラン
内科プログラム
プログラムの概要
当プログラムは、千葉県にある国際医療福祉大学成田病院を基幹施設として、同地域(千葉県)・関東医療圏(東京都、神奈川県、栃木県)等にある連携施設とで内科専門研修を経て関東医療圏等の医療事情を理解し、地域の実情に合わせた実践的な医療も行えるように訓練します。内科専門医としての基本的臨床能力獲得後はさらに高度な総合内科のGeneralityを獲得する場合や内科領域Subspecialty専門医への道を歩む場合を想定して、複数のコース別に研修を行って内科専門医を育成します。
モデルプラン
内科基本コース
内科専門医は勿論のこと、内科指導医や高度なGeneralistをめざす方も含まれます。将来のSubspecialtyが未定な場合に選択することもあり得ます。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 消化器内科 | 腎臓内科 | 循環器内科 | 糖尿病代謝内分泌内科 | ||||||||
1回/月のプライマリケア当直研修を6か月・1年目にJMECCを受講 | ||||||||||||
平日当直 週1回・週末日当直 月1回(2年目も) | ||||||||||||
2年目 | 連携施設 | |||||||||||
初診+再診外来 週に数回担当(プログラムの要件) | ||||||||||||
安全管理セミナー・感染セミナーの年2回の受講、CPCの受講 | ||||||||||||
3年目 | 呼吸器内科・ アレルギー膠原病内科 |
脳神経内科 | 血液内科・腫瘍内科 | 総合診療科・感染症科 | ||||||||
内科専門医取得のための病歴提出準備 |
Subspecialty重点コース
希望するSubspecialty領域を重点的に研修するコースです。研修開始直後の4か月間は希望するSubspecialty領域にて初期トレーニングを行います。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 消化器内科 | 腎臓内科 | 循環器内科 | 糖尿病代謝内分泌内科 | 呼吸器内科・ アレルギー膠原病内科 |
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1回/月のプライマリケア当直研修を6か月・1年目にJMECCを受講 | ||||||||||||
平日当直 週1回・週末日当直 月1回(2年目も) | ||||||||||||
2年目 | 連携施設 | |||||||||||
初診+再診外来 週に数回担当(プログラムの要件) | ||||||||||||
安全管理セミナー・感染セミナーの年2回の受講、CPCの受講 | ||||||||||||
3年目 | 脳神経内科 | 血液内科・ 腫瘍内科 |
総合診療科・ 感染症科 |
消化器内科 | ||||||||
内科専門医取得のための病歴提出準備 |
外科プログラム
プログラムの概要
当プログラムの研修期間は3年間とします。一般社団法人日本専門医機構外科研修プログラム整備基準に則り、基幹病院である国際医療福祉大学成田病院及び関連病院にて、外科領域の研修を行います。各領域の研修期間や研修施設については、専攻医一人ひとりの希望や事情に十分に配慮し、決定します。
モデルプラン
総合外科コース
ゼネラリストとして3年にわたり全般的な外科診療を経験し、外科専門医取得後(4年目以降)に、サブスペシャルティ領域の専門医を取得します。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 基幹施設 | |||||||||||
一般外科/麻酔/救急/病理/消化器/心・血管/呼吸器/小児/乳腺・内分泌 | ||||||||||||
2年目 | 連携施設 | |||||||||||
一般外科/麻酔/救急/病理/消化器/心・血管/呼吸器/小児/乳腺・内分泌 | ||||||||||||
3年目 | 基幹施設 | |||||||||||
基幹施設での研修を基本として、Subspecialty領域への連動を見越した専門的な研修に入る |
サブスペシャルティ連動型領域コース
3年間の研修期間で2年次あるいは3年次よりサブスペシャルティ領域(消化器外科、心臓外科、血管外科、呼吸器外科、小児外科、乳腺外科)の専門研修を開始します。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 基幹施設 | 連携施設 | ||||||||||
一般外科/麻酔/救急/病理/消化器/心・血管/呼吸器/小児/乳腺・内分泌 | ||||||||||||
2年目 | 連携施設 | |||||||||||
一般外科/麻酔/救急/病理/消化器/心・血管/呼吸器/小児/乳腺・内分泌 | ||||||||||||
3年目 | 基幹施設 | 連携施設 | ||||||||||
サブスペシャリティ領域の研修を中心に行うとともに、 連携施設で不足した症例数に対してローテートします |
大学院コース
専門研修期間中に大学院へ進むことも可能です。大学院コースを選択して研修を行いながら、同時に大学院に入学し、研究を開始することが可能です。その期間は専門研修期間として扱われます。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 基幹施設 | 連携施設 | ||||||||||
一般外科/麻酔/救急/病理/消化器/心・血管/呼吸器/小児/乳腺・内分泌 | ||||||||||||
2年目 | 連携施設 | |||||||||||
一般外科/麻酔/救急/病理/消化器/心・血管/呼吸器/小児/乳腺・内分泌 | ||||||||||||
3年目 | 大学院 | |||||||||||
大学院で臨床研究や基礎研究を開始(専門研修期間として扱う) |
泌尿器科プログラム
プログラムの概要
国際医療福祉大学腎泌尿器外科研修プログラムは国際医療福祉大学成田病院を中心としたいくつかの診療拠点病院と地域医療を担う地方中核病院の2群から構成されています。泌尿器科専門医に必要な知識や技能の習得と同時に、地域医療との連携や他の専門医への紹介・転送の判断も的確に行える能力を身につけることができるよう配慮しました。また学術的な涵養を目的とした大学院進学コース、専門研修後にはより高い臨床実施能力の獲得を目指す臨床修練コース、二つから選択することが可能です。
モデルプラン
ローテーションの一例
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 国際医療福祉大学成田病院 | |||||||||||
2年目 | 国際医療福祉大学病院・三田病院・熱海病院 | |||||||||||
3年目 | 連携施設・関連施設 | |||||||||||
4年目 | 国際医療福祉大学成田病院 |
脳神経外科プログラム
プログラムの概要
国際医療福祉大学医学部脳神経外科の研修プログラムは、国際医療福祉大学成田病院・三田病院・熱海病院・市川病院の各脳神経外科をはじめとして、関東地方(東京・千葉・埼玉・神奈川・茨城)、静岡、福岡、佐賀、沖縄、北海道に多くの連携施設・関連施設を有しています。
本プログラムの臨床・教育での特徴は、①神経内視鏡手術(経鼻下垂体手術を含む)、②脳神経血管内治療、③三叉神経痛・顔面痙攣手術、④良性脳腫瘍・悪性脳腫瘍の手術と集学的治療、⑤脳血管障害の手術、⑥救命救急治療(重症頭部外傷、多発外傷、脳血管障害など)、⑦脊椎脊髄疾患、⑧てんかん、⑨機能的脳外科、⑩小児脳神経疾患、幅広く豊富な症例が経験できることです。
基幹施設である国際医療福祉大学成田病院では、脳血管障害の手術の開頭術と脳神経血管内治療、三叉神経痛・顔面痙攣手術、良性脳腫瘍・悪性脳腫瘍の手術と集学的治療、救命救急治療(重症頭部外傷、多発外傷、脳血管障害など)、てんかんの外科治療を中心に診療にあたっております。また、成田病院は成田空港に近接する施設として、海外からの患者さんを受け入れ診療を行う、いわゆるインバウンド需要に対応した病院という特徴も有しています。
国際医療福祉大学三田病院では、神経内視鏡手術(特に経鼻下垂体・頭蓋底手術)を積極的に行っており多くの症例が経験できます。特に下垂体およびトルコ鞍近傍腫瘍の症例が豊富で神経内視鏡手術のトレーニングを十分に行うことができます。
脳神経血管内手術については、基幹施設はじめ多くの連携・関連施設に指導医・専門医が在籍し、数多くの症例が経験できます。三叉神経痛・顔面痙攣に対する微小血管減圧術も多くの症例を有しています。良性・悪性脳腫瘍や脳血管障害についての開頭術にも注力しております。脊椎脊髄疾患についても複数の施設で訓練を積むことができます。成田病院にはてんかんセンターがあり神経内科と共にてんかんの外科的治療も行っています。小児脳神経疾患についても多くの症例が経験できます。沖縄、静岡、北海道では地域医療も経験でき、幅広い研修が可能です。プログラム全体でも各施設が中心にカンファレンスを行っており、研修プログラム全体の合同カンファレンスも年に数回行っています。
また、海外とも交流を深めており、中国・ハルビン医科大学、天津医科大学、西安交通大学、清華大学、貴州医科大学、鄭州大学、台北医科大学、義守大学(高雄)、韓国・延世大学、カトリック大学、フィリピン大学、インドネシア・ディポネゴロ大学、パリ大学、Moscow State Universityなどとも合同研究会を毎年行っております。これらの大学をはじめ、欧米など幅広く海外の大学への留学も可能であり、研究・臨床の両面での教育も充実しています。
また、研究におきましては、大学の共同研究施設のほかに、脳神経外科研究室を有しており、病理学・解剖学・生理学をはじめとして学内外の基礎・臨床の教室とも共同研究を行っています。下垂体腫瘍の研究はじめ脳腫瘍などの基礎研究も行っております。下垂体腫瘍の研究については世界的な権威である長村義之先生・寺本明先生の指導も頂いており、研究技師も在籍しています。現在も複数の大学院生が在籍しており、それぞれ研究テーマをもって診療と共に研究を行っております。
モデルプラン
ローテーションの一例
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 国際医療福祉大学成田病院 | |||||||||||
2年目 | 国際医療福祉大学三田病院・熱海病院 | |||||||||||
3年目 | 連携施設・関連施設 | |||||||||||
4年目 | 国際医療福祉大学成田病院 |
整形外科プログラム
プログラムの概要
当プログラムの研修期間は3年9か月間です。この研修期間内に一般社団法人日本専門医機構整形外科研修プログラム整備基準に定められた45単位を修得していただきます。整形外科における研修領域は10に分けられており、基幹施設である国際医療福祉大学成田病院に加え連携施設をローテートすることですべての領域について必要かつ十分な研修を行うことができます。また研修期間を通して最低1回の学会発表と論文作成を行うことでリサーチマインドを養っていただきます。
他のプログラムにはない当プログラムの大きな特長は3つあります。1) 基幹・連携施設間の有機的連携:基幹施設ならびに6つの連携施設はいずれも本学のグループ病院であり、指導医同士の融通や連絡が密に取ることができ、効率的な研修が可能です。2)専攻医の社会保障:一般的な専門研修プログラムにおいては、ローテートする施設が変わるたびに勤務条件、社会保険等が変わり、種々の不都合が生じる可能性がありますが、当プログラムにおいては、どこの連携施設をローテート中であってもまさに国際医療福祉大学グループの一員であり、その身分が確実に保証されます。3)連携施設の高い専門性:7つの研修施設のうち6つは国際医療福祉大学の附属病院であり、かつ地域における基幹病院です。これにより所属する専攻医は専門医となるために必要な整形外科の一般疾患・外傷の経験を重ねながら、大学病院の持つ専門性を身につけるという非常に効率の良い研修ができます。
モデルプラン
ローテーションプランA(整形外科医として基本的な領域を満遍なく学びます)
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | |
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施設 | 基幹:成田病院 | 連携:塩谷病院 | 連携:国福病院(前半) 山王病院(後半) |
連携:市川病院 |
ローテーションプランB(脊椎外科を将来めざす例)
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | |
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施設 | 基幹:成田病院(前半) 連携:山王病院(後半) |
基幹:成田病院 | 連携:国福病院(前半) 熱海病院(後半) |
連携:熱海病院(継続) 基幹:成田病院(後半) |
救急科プログラム
プログラムの概要
当プログラムの目的は、「地域住民に救急医療へのアクセスを保障し、良質で安全かつグローバルな標準的医療を地域に提供できる」救急科専門医を育成することです。当研修プログラムを修了した救急科専門医は、急病や外傷の種類や重症度に応じた総合的判断に基づき、必要に応じて他科専門医と連携し、迅速かつ安全に急性期患者の診断と治療を進めるためのコンピテンシーを年次に則して修得することができるようになります。また急病で複数臓器の機能が急速に重篤化する場合、あるいは外傷や中毒など外因性疾患の場合は、初期治療から継続して根本治療や集中治療においても中心的役割を担うことが可能となります。さらに地域ベースの救急医療体制、特に救急搬送(プレホスピタル)と医療機関との連携の維持・発展、加えて災害時の対応にも関与し、地域全体の安全を維持する仕事を担うことも可能となります。その他、診療についてだけでなく医療者としてのコミュニケーション能力や救急部門のマネジメントについても学び、全人的な医療人としての成長をめざします。
モデルプラン
基本コース
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 基幹施設 | |||||||||||
救急診療における基本的知識・技能の習得 | ||||||||||||
2年目 | 連携施設 | |||||||||||
救急診療における応用的知識・技能の習得 | ||||||||||||
3年目 | 基幹施設 | |||||||||||
救急診療における実践的知識・技能の習得 |
リハビリテーション科プログラム
プログラムの概要
リハビリテーション科専攻医の専門研修(後期研修)プログラムは3年間です。現在、リハビリテーション医療がカバーする臨床領域は非常に広いものとなっています。よって、3年間の専門研修期間中においては、異なった特色をもつ4つの病院(基幹施設+3つの連携施設)をローテーションすることで広く様々な疾患・病態を経験します。そして、いかなる疾患・病態に対しても適切な診察・評価・治療(リハビリテーション訓練の提供を含む)が行えるようになることを最大の目標とします。なお、各施設における研修期間は「ある程度は腰を据えて学んでいただく」ために最短で6か月間としています。さらには、将来的に「リハビリテーション医学者」としても活躍することができるように、専攻医の時から学会発表などの学術活動にも参加していただきたいと考えています。
モデルプラン
基本コース
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 基幹施設 | |||||||||||
基本臨床能力、専門的知識、専門的技能の習得の習得 | ||||||||||||
2年目 | 連携施設 | |||||||||||
リハ医療の基本となる「回復期リハ病棟におけるリハ医療」の習得 | ||||||||||||
3年目 | 連携施設 | 基幹施設 | ||||||||||
リハ医療の基本となる 「回復期リハ病棟におけるリハ医療」の習得 |
専門的知識、専門的技能の習得の習得 |
放射線科プログラム
モデルプラン
基本コース
国際医療福祉大学成田病院を中心に研修する基本的なコースです。基礎・臨床研究を体験できる体制が整っている国際医療福祉大学成田病院ではリサーチマインドも滋養します。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 基幹施設 | |||||||||||
2年目 | 基幹施設 | |||||||||||
3年目 | 連携施設 |
連携施設重点コース
専門研修連携施設を中心に研修するコースです。専門研修基幹施設での1年間の基本研修修了後、専門研修連携施設で臨床医としての実地研修に重点をおきます。
専門研修連携施設は原則として1年ごと異動しますが、諸事情により2年間同一施設で研修することもあります。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 基幹施設 | |||||||||||
2年目 | 連携施設 | |||||||||||
3年目 | 連携施設 |
博士号取得コース
専門医取得と博士号取得を同時にめざすコースです。大学院に進学し、専門研修基幹施設の国際医療福祉大学成田病院ならびに専門研修連携施設で、臨床現場での研修と臨床系研究および講義を両立しながら博士号取得をめざします。サブスペシャリティ領域の研修も、学位が取得できるまで同様の状況が持続します。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 基幹施設・大学院 | |||||||||||
2年目 | 連携施設・大学院 | |||||||||||
3年目 | 連携施設・大学院 |
麻酔科プログラム
プログラムの概要
当プログラムでは、責任基幹施設である国際医療福祉大学成田病院、関連研修施設の千葉大学医学部附属病院、東京大学医学部附属病院、横浜市立大学附属病院、横浜市立大学附属市民総合医療センター、埼玉県立小児医療センターにおいて、専攻医が整備指針に定められた麻酔科研修の到達目標を達成できる専攻医教育を提供し、十分な知識・技術・態度を備えた麻酔科専門医を育成します。
モデルプラン
基本コース
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 基幹施設 | |||||||||||
基本的な手技と専門知識を修得 | ||||||||||||
2年目 | 連携施設 | |||||||||||
発展的な手技と専門知識を修得 | ||||||||||||
3年目 | 基幹施設 | |||||||||||
特殊症例の周術期管理を指導医のもと、安全に行う | ||||||||||||
4年目 | 基幹施設 | |||||||||||
特殊症例の周術期管理を安全に行う |
眼科プログラム
プログラムの概要
国際医療福祉大学医学部眼科の研修プログラムは、国際医療福祉大学成田病院・国際医療福祉大学病院・三田病院・熱海病院・山王病院・高木病院の各眼科をはじめとして、東京大学医学部附属病院、千葉大学医学部附属病院、東邦大学大森医療センター、東邦大学大橋医療センターなどに関連施設を有しています。
本プログラムの臨床・教育での特徴は、眼科のサブスペシャリティー全てにおいて、幅広く豊富な症例を経験することができます。
基幹施設である国際医療福祉大学成田病院は眼科の全ての領域で診療を行なっています。2021年度の実施した手術は白内障1092件、網膜硝子体手術295件、緑内障手術126件、角膜結膜手術67件、眼瞼手術39件など合計1842件でした。また、国際医療福祉大学成田病院は成田空港に近接する施設として、海外からの患者さんを受け入れ診療を行う、いわゆるインバウンド需要に対応した病院という特徴も有しています。
国際医療福祉大学病院では、網膜硝子体手術の件数が多く、救急疾患を含め眼科疾患を幅広く経験することができます。
国際医療福祉大学三田病院では、緑内障手術を積極的に行っており多くの症例が経験できます。また都市型特有の眼精疲労、アレルギー性疾患、ドライアイなどの症例も豊富です。
国際医療福祉大学熱海病院では白内障手術に加え、神経眼科患者が多く、斜視手術の件数が多いという特徴を持ちます。
山王病院眼科は白内障手術・屈折矯正手術の都内有数の施設であり、多数の白内障手術が行われていることに加えて、屈折異常に対して行われるimplantable collamar lens (ICL) 手術の我が国における総本山となっています。
モデルプラン
ローテーションの一例
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 国際医療福祉大学成田病院 | |||||||||||
2年目 | 国際医療福祉大学成田病院または国際医療福祉大学病院 | |||||||||||
3年目 | 山王病院または東京大学医学部付属病院または髙木病院 | |||||||||||
4年目 | 国際医療福祉大学三田病院または国際医療福祉大学熱海病院 | |||||||||||
5年目 | 国際医療福祉大学成田病院 |
耳鼻咽喉・頭頸科プログラム
プログラムの概要
<サブスペシャリティ重点コース>
1年目:国際医療福祉大学成田病院にて研修(希望者は社会人大学院へ入学し、基礎研究や臨床研究を行う。)
2年目:国際医療福祉大学成田病院または連携施設において研修を行う。
3年目:国際医療福祉大学成田病院または連携施設において研修を行う。
4年目:国際医療福祉大学成田病院または連携施設において研修を行う。
※2年目以降に、サブスペシャルティ領域に重点を置いた研修(サブ領域重点コース)を選択することも可能である。
<スタンダードコース>
1年目:連携施設にて研修
2年目:国際医療福祉大学成田病院にて研修(希望者は社会人大学院へ入学し、基礎研究や臨床研究を行う。)
3年目:国際医療福祉大学成田病院または連携施設において研修を行う。
4年目:国際医療福祉大学成田病院または連携施設において研修を行う。
モデルプラン
1.サブスペシャリティ重点コース
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | |
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施設 | 国際医療福祉大学 成田病院 (社会人大学院もあり) |
国際医療福祉大学成田病院または連携施設 (サブ領域重点コース:耳疾患(難聴を中心に)、頭頸部がん、ボイス・音声、鼻疾患(アレルギー・炎症)、地域医療など) |
例:ボイス・音声重点コース
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | |
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施設 | 国際医療福祉大学 成田病院 (社会人大学院もあり) |
国際医療福祉大学 東京ボイスセンター | 国際医療福祉大学 成田病院または連携施設 |
2.スタンダードコース
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | |
---|---|---|---|---|
施設 | 連携施設 | 国際医療福祉大学 成田病院 (社会人大学院もあり) |
国際医療福祉大学 成田病院または連携施設 |
皮膚科プログラム
プログラムの概要
当プログラムは国際医療福祉大学成田病院皮膚科を研修基幹施設として、国際医療福祉大学三田病院皮膚科、国際医療福祉大学病院皮膚科、山王病院皮膚科、東京大学医学部附属病院皮膚科、虎の門病院皮膚科、東京逓信病院皮膚科、国際医療研究センター皮膚科、NTT東日本関東病院皮膚科、自治医科大学医学部附属病院皮膚科、帝京大学医学部附属病院皮膚科、帝京大学医学部附属溝口病院皮膚科、同愛記念病院皮膚科、東京山手メディカルセンター皮膚科、相模原病院皮膚科、新松戸中央総合病院皮膚科を研修連携施設として、研修施設群を統括する研修プログラムである。なお、当プログラムは各研修施設の特徴を生かした複数の研修コースを設定している。
モデルプラン
臨床研修重点コース
基幹施設で皮膚科の基礎を学んだ後に連携施設を中心に研修する臨床研修に重点を置いた基本的なコース。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 基幹施設 | |||||||||||
2年目 | 連携施設 | |||||||||||
3年目 | 連携施設 | |||||||||||
4年目 | 連携施設 | |||||||||||
5年目 | 連携施設 |
皮膚外科重点コース
皮膚腫瘍・外科専門医として活躍できるように連携施設にて2年間手術を中心に学んだ後、基幹施設で更なる技術の向上をめざす皮膚外科研修に重点をおいたコース。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 連携施設 | |||||||||||
2年目 | 連携施設 | |||||||||||
3年目 | 基幹施設 | |||||||||||
4年目 | 基幹施設 | |||||||||||
5年目 | 基幹施設 |
博士号取得コース
研修後半に、博士号取得のための研究を開始するプログラム。博士号取得のコース
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 連携施設 | |||||||||||
2年目 | 基幹施設 | |||||||||||
3年目 | 大学院(臨床) | |||||||||||
4年目 | 大学院(研究) | |||||||||||
5年目 | 大学院(研究) |
精神科プログラム
プログラムの概要
児童思春期から老年期まで幅広く、標準的な精神医療を実践できる精神科専門医を育成します。地域に密着した精神科救急病院、総合病院精神科の連携施設群と共に、地域精神医療、精神科救急、コンサルテーション・リエゾンや器質性精神疾患、アルコール依存症・薬物依存症、神経症性障害(摂食障害を含む)、身体合併症、周産期精神医療、訪日および在日外国人に対する精神医療など総合病院精神科の専門的かつ高度な精神科医療を実践できる専門性の高いプログラムとなっています。
モデルプラン
ローテーションの一例
1年目 | 2年目 | 3年目 | |
---|---|---|---|
Aコース | 国際医療福祉大学成田病院 (基幹施設) |
成田赤十字病院 | 旭中央病院 |
Bコース | 国際医療福祉大学成田病院 (基幹施設) |
旭中央病院 | 成田赤十字病院 |
※各施設での件機関は原則、それぞれ1年間とする。
小児科プログラム
プログラムの概要
専門研修1年目は国際医療福祉大学成田病院小児科一般病棟で神経疾患・アレルギー疾患・内分 泌代謝疾患・免疫不全・膠原病・呼吸器疾患・循環器疾患等を担当医として研修し、救急外来では 小児救急を中心とした急性疾患を研修します。2年目または 3年目に、成田赤十字病院の周産期セ ンター新生児部門で新生児疾患・先天異常疾患を 6か月、成田赤十字病院小児科で血液・腫瘍疾患 を 6か月研修します。また 2年目または 3年目に、国際医療福祉大学病院の小児科外来で、循環器 疾患と乳児健康診査と予防接種の小児保健・社会医学の研修を担当医として6か月間経験します。 当院は大学病院としての高度な専門医療に対応するため、経験豊富な専門医を有し、さらに救急 患者、診断や治療が困難な希少疾患、重症疾患を受け入れる体制を有しています。大学院の自科および他科研究室との連携、小児外科・小児脳神経外科等の関連科との連携により、希少疾患、重症疾患の診断と治療が完結できます。また千葉県の広い範囲から神経疾患、膠原病、免疫不全等の慢 性疾患の患者さんが通われており、長期フォローや急性増悪時の対応なども経験できます。さらに、関連施設の成田赤十字病院は千葉県内の血液・新生児疾患・地域医療を支える基幹病院であり、経験豊富な指導医による指導体制が備わっています。同様に国際医療福祉大学病院では新生児疾患と循環器疾患、地域医療を経験豊かな指導医による教育体制が用意されています。このように連携施設でコモンディジーズを中心とした急性疾患の対応と慢性疾患の初期対応を経験できるプログラムとなっています。
モデルプラン
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 国際医療福祉大学成田病院 | |||||||||||
2年目 | 国際医療福祉大学成田病院 | |||||||||||
3年目 | 国際医療福祉大学病院/成田赤十字病院 | 成田赤十字病院 |
病理プログラム
プログラムの概要
病理(診断)医は様々な臨床科と連携する必要があるために非常に幅広い医学知識が要求され、専門医となるための確固たる基礎を築くことが当面の目標になります。そのためには病理学の総論及び各論的知識をしっかりと身につけ、病理診断(剖検、手術検体、生検、細胞診)を的確に行う能力を身につける必要があります。更に医療の向上のためには臨床検査技師や他診療科の医師とのコミュニケーションが要求され、プログラムを通じて社会人・医療人としての常識や礼儀作法、職務に対する真摯な姿勢も身につけていただきます。研修期間中に大学院への同時進学も可能であり、加えて連携病院には他大学病院や専門病院・地域の一般病院も含まれることから様々な研修ニーズに対応可能です。病理専門医試験合格を第一義的な目標としているわけではありませんが、プログラム修了時には専門医資格を取得可能な実力を十分に備えることができます。
モデルプラン
下記にいくつかのモデルプランを示しますが、あくまで目安であり各個人に合わせたオーダーメイドな研修が可能です。また大学院には随時進学が可能ですが、必須ではありません。
パターン1:基幹施設(成田病院)での研修を主体とするコース
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 国際医療福祉大学成田病院 | |||||||||||
2年目 | 国際医療福祉大学成田病院(週4日)+連携施設(週1日) | |||||||||||
3年目 | 国際医療福祉大学成田病院(週4日)+連携施設(週1日) |
パターン2:基幹施設を中心とし、連携施設との年間ローテート(2年次 and/or 3年次)を行うコース
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 国際医療福祉大学成田病院 | |||||||||||
2年目 | 国際医療福祉大学成田病院もしくは連携施設 | |||||||||||
3年目 | 国際医療福祉大学成田病院もしくは連携施設 |
パターン3:連携施設1で専門研修を開始し、2年目以降は基幹施設で研修するコース
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 連携施設(1群) | |||||||||||
2年目 | 国際医療福祉大学成田病院 | |||||||||||
3年目 | 国際医療福祉大学成田病院 |
産科・婦人科プログラム
プログラムの概要
産婦人科の4つの領域(周産期、婦人科腫瘍、生殖内分泌、女性医学)について専門医取得に必要な知識と技能の習得を目指します。3年間の専門研修期間中に専門医制度機構で求められている臨床経験数をクリアして、3年間の研修後に行われる産婦人科専門医の取得のためのサポートを行います。成田病院および国際医療福祉大学病院のグループ内病院(三田病院、山王病院、国際医療福祉大学病院)での研修を行うことが基本となりますが、プログラム参加者の個々の要望を重視しており、希望に応じて特定の領域に特化した専門性の高い施設と随時連携を行い修練を実施することも可能です。
モデルプラン
プログラム参加者の希望を重視しているので、ローテーション内容は相談に応じて変更可能です。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 国際医療福祉大学成田病院 | |||||||||||
2年目 | グループ内の連携病院 | |||||||||||
3年目 | 2年間に興味がある分野ができた場合は、それに特化した専門施設での研修 |