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2021.03.04

当院の感染症科・矢野晴美教授が東京五輪・大会組織委員会の理事に選ばれました

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が新たに選出した女性理事12人のメンバーのひとりに、当院・感染症科の矢野晴美医師(国際医療福祉大学 医学部教授)が選出されました。
感染症の専門家としてのこれまでの国際的な活動が、コロナ禍での開催が見込まれる東京五輪においても期待されています。

国際医療福祉大学成田病院 感染症科
矢野 晴美
 (やの はるみ)

国際医療福祉大学 医学部教授
医学教育統括センター副センター長・感染症学

岡山大学医学部卒業、同大学院博士課程修了、医学博士。
London School of Hygiene and Tropical Medicine (DTM&H)修了
Johns Hopkins Bloomberg School of Public Health (MPH)修了
Maastricht University School of Health Professions Education (MHPE)修了

沖縄米海軍病院、岡山赤十字病院を経て渡米。
ニューヨークのBeth Israel Mount Sinai 内科レジデント、ヒューストンのUniversity of Texas-Houston Medical School 感染症科フェロー、イリノイ州スプリングフィールドのSouthern Illinois University School of Medicine, Division of Infectious Diseases, Department of Medicine 感染症科のアシスタントプロフェッサー などを歴任する。
帰国後、自治医科大学臨床感染症センター准教授、筑波大学医学医療系教授などを経て、2018年4月より国際医療福祉大学 医学部教授。2020年3月より現職。

日本感染症学会認定指導医・感染症専門医、日本化学療法学会抗菌化学療法指導医、日本内科学会認定指導医・総合内科専門医、インフェクションコントロールドクター(ICD)、米国内科専門医、米国感染症科専門医、国際旅行医学学会認定(ISTM)、英国熱帯医学専門医(DTM&H)。

日本感染症学会評議員、日本化学療法学会評議員、日本医学教育学会理事、米国内科学会日本支部理事。

内閣官房・文部科学省・厚生労働省・農林水産省薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰審査委員、厚生労働省 麻しん風しん対策推進会議構成員、第114・ 115回厚生労働省医師試験委員会委員、日本政府観光局MICE アンバセダ―、文部科学省・日本医学教育学会「モデルコアカリキュラム調査研究チーム」研究員、茨城県感染症対策委員会委員、茨城県龍ヶ崎保健所・感染症診査協議会 委員などを務める。

市中感染、医療関連感染、性行為感染症、HIV診療、臓器移植後感染、外傷および熱傷患者の感染、海外渡航前の予防・渡航後の感染、熱帯医学などから、抗菌薬の耐性問題、ワクチン接種問題、感染症診療の教育まで、国内外で幅広く取り組んでいる。

昨年2月には、要請を受けて数週間ダイヤモンド・プリンセス号に乗船し、乗客の検体採取や結果の告知、検疫サポートなど、さまざまな支援活動に従事。
その後、3月に前倒して開院した 当院の 国際臨床感染症センターで、松本哲哉教授、加藤康幸教授らと、感染対策にあたり現在に至る。

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