お知らせ

2024.01.12

能登半島地震の被災者支援のためDMATを派遣しました

2024年1月1日に発生した能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げます。被災地の1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

当院では、1月10日に石川県からの関東ブロックDMAT(5次隊追加)の派遣要請を受け、昨日(1月11日)DMATチームを派遣いたしました。

石川県の道路状況は損壊が著しく、12日16時過ぎにようやく参集場所の輪島市役所に到着。
全体ミーティングで市内避難所での状況確認・診察を担当することとなり、13日朝から末廣医師、岡浜看護師と大窪看護師、業務調整員(ロジスティクス)担当の小澤放射線技師、事務局・宍倉による支援活動を開始しました。

避難所となっている輪島高校には約300人が避難しておられ、その方々の体調確認や診察と災害処方箋の発行、インフルエンザ・コロナ感染症の検査などを行いました。
14日午後に支援活動を終了、DMAT調整本部の輪島市役所へ戻り本部長への活動報告後、輪島を後にし、15日午前当院に無事戻りました。
今後も引き続き復興に向けた支援活動を続けてまいります。

  • 出動日時:2024年1月11日(木)14時
  • 派遣隊員:5名(医師1名、看護師2名、業務調整員:放射線技師1名、事務1名)
  • 派遣期間:2024年1月11日(木)~15日(月)
  • 派遣先:石川県輪島市保健医療福祉調整本部(輪島市役所内)、輪島高校内の避難所

※DMAT(災害派遣医療チーム Disaster Medical Assistance Team)
医師、看護師、医療職などで構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った専門的な訓練を受けた医療チーム。

末廣医師による活動報告

DMATスタッフ:末廣医師を中心に、(右から)大窪看護師・岡浜看護師、
(左から)業務調整員の宍倉、小澤放射線技師

ミーティングに参加する末廣医師(左)

調整本部での全体ミーティング

避難所の診察へ入る末廣医師、岡浜看護師と大窪看護師

末廣医師らによる避難所での診察

避難所での打合せ(末廣医師、岡浜看護師・大窪看護師、
調整員の小澤放射線技師)

支援活動の引継ぎ後、輪島を後にする当院のDMATスタッフ

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